読書会~アルケミスト~夢を旅した少年

By ILcielo • 今月のパン • 2018/08/11

毎月、読書会しております。

先月は「アルケミスト」~夢を旅した少年~ パウロ・コエーリョ を読みました。

少年は夢を実現する旅をする中で

いろんな人と出会い、いろんな体験をして

「大切なものは何のか?」を見つけていくという物語でもあります。

起こってくる人生を受け入れながら自分の進みたい道を決めて行動していく。

「宝物は、流れる水の力によって姿を現し

また、同じ流れによって姿を隠す。

人生のすべては代価が必要だということを学ぶ。」

「死んでしまったらお金は何の役に立つ?」

「何をしていようとも、この地上のすべての人は

世界の歴史の中で中心的な役割を演じている。

そして普通はそれを知らない。」

「人は誰でもその人その人の学び方がある」

「誰もみな、他人がどのような人生を送るべきか。

明確な考えをもっているのに自分の人生については何も考えを持っていないようだった」

「結局人は、自分の運命より、他人が羊飼いやパン屋をどう思うかという方が

もっと大切になってしまう」   (文章より抜粋)

もしかすると、他人にはこうしたらいいのに?

とどこかで他に対しては完璧を求めようとしている自分がいるのかもしれないと

はっ。とさせられます。

「自分はどうなのか?」

を後回しにしてしまっている?見ないようにしている?

の問いかけは自分を見直すきっかけにもなります。

その答えを自分自身に問いかけいくことで進む道も決まってくる。

夢を実現すること。

決して真っすぐな道ではないかもしれないが

真っすぐな道ではないからこそ意味があり深み(面白さ)が出てくるのかもしれない。

本からの知識は大事だけど、それだけでは頭でっかちになってしまう。

その知識を使ってどうするのか?

体験すること、感じることの大切さも教えてくれます。

自分の中にある「魂のことば」を大事なものとして感じれる。

自分に問いかけて聞ける自分でありたいとも思います・

最後、宝物は結局初めに夢を見た場所にあった。

との終わりも考えさせられました。

もし、興味持たれた方は読んでみてくださいませ。

一緒に分かち合えたら嬉しいです。