4月より、1年間を通してさせていただいているパン教室。
最後の発表になりました。
皆様、もちろ自分の酵母でパンを仕込んで来てくれてこちらでパンを成形
してもらって焼きました。
それぞれ、個性豊かないろんな想いの詰まった自由なパンたちと出合えました。
パン教室でいろんな方とも出会えました。
忙しくて最後まで通えなかった方もいらっしゃいましたが、ここにこうして通ってもらえること。
来てもらえること自体が奇跡なので、その奇跡が起きなかっただけのことだと受け止めています。
来てもらってあたりまえでも何でもありませんから。
いつも来てもらえることに感動してました。
ホントにいろんな分野の方といろいろお話できたことは私にとって宝物で財産です。
幸せなホントに毎回楽しい時間でした。
天然酵母パンを通して私自身もまだまだ、学び中ですが一緒に酵母を育ててもらえることで
自然との付き合い方。向き合い方
(人間本位でものをみるのではなく、自然に寄り添い活かしてあげる)
ことを少しでもお伝えできていれば幸せに思います。
今回、私からのメッセージパンは、「小麦の粒のままパンにしてみる。」
スペルト小麦を2日間浸水させて酵母と合わせて焼き上げました。
このメッセージは、「根本を知る。見ていく。探っていく。過ぎない。忘れない。」
どんなものでも、源があります。
ついつい小麦があたりまえに製粉されていて簡単に粉で使えることで
ついつい食べ過ぎてしまったり、もっと柔らかく。もっと。もっと。
としがちですが、もともと小麦(玄麦)は種です。
種を蒔けばまた小麦が育ちます。(生命の源です)(玄米なら一粒に1850の種が育つようです。)
小麦はとても硬い殻に包まれて守られています。(植物、動物に食べられないように子孫を残す機能)
お米は、炊けば柔らかく食べられたのですが麦はそれ以上に硬い。
そこで、ヒトは製粉技術というものを開発し簡単に食べられるようにしてきました。
ホントに素晴らしい技術だと思います。
でも、ついつい種(粒)であることを忘れてしまっている気がします。
大事に食べられるべきものを粉になってしまうと簡単にいろんなものが
できちゃい。ついつい粉であるもので何かを作ってしまいがちなのかな~とも
考えたりします。 決して悪いと言っているわけではありません。
忘れないように感謝して使っていきたいと思っています。
「根本は何であるのか。」を全てにおいて、見ていければいいなぁ。
目の前のあるものだけを見るのではなく、背景を探っていく。
それを歴史が教えてくれたりします。
私もまだまだ、知りたいこと。知っていきたいこと。山ずみです。
自分が何ものであるのか?そして、自分に何ができるのか?
いろんな方と出会ったり、本を読んだり、映画を見たり、自然の中に戻ったり。
をしながらこれからも探っていきたいと思っています。
こんな私にお付き合いただけたみなさま。本当にありがとう。感謝でいっぱいです。
そして、卒業おめでとう~。 天然酵母パンとこれからも付き合ってもらえたら幸せです^0^
また、半年後くらいにみんなで集まれたらいいな~とも思っています。
これからもよろしく^0^