助産師さんとのお話し会

By ILcielo • お店でのイベント, 日々のこと • 2016/12/03

11月3日「助産師として伝えたいこと」 助産師ziaさんにお話し会をしていただきました。

「いのちとは?」からはじめまり

助産師になって体験したいろんな出来事を教えていただきました。

産まれてきてくれる赤ちゃんに出会い。

でも、産まれてこれなかった赤ちゃんがいて。

産まれてこれてもお腹の中で亡くなっていたり

産まれてすぐになくなってしまったり。

子供を産んでお母さんは命を落としてしまったり。

本当に、毎回毎回がいのちを感じる連続なようです。

赤ちゃんが産まれてくるのも、お母さんが産むのも

二人の「産みたい!」 「産まれたい!」という想いが繋がって

赤ちゃんもお母さんも頑張って産まれてくるんだとのお話しを聞きました。

本当に奇跡的にここに存在しているんですね。

きっと、ヒトは何かを伝えるために?

何かをするために?

この世に生を受けるのかもしれません。

この大好きでなったはずの助産師。

毎日繰り返される仕事に?

時間に追われ機械的になってしまっていく自分に?

どこか違和感を感じ?

病院を辞められて助産師として伝えられることを

いろんなところでお話しの会をされています。

いろんな分野で

自分がやりたいと思った仕事だったはずとの距離での

悩みはあるのかもしれません。

小さい中でならできることが、大きくなると身動きがとれない?

ムリが出てきてしまうのかなぁ~と。

そういう意味でも、自営業がもっと増えて

好きなことを続けていける仕事を自分で作っていくことができたら。

いいのかなぁと思います。

今回、ベテラン助産師の方、お医者さんまで参加いただけての開催になりました。

このお話しの中で

「無痛分娩」のお話しも出てきたのですが

助産師さんはやはりいろんな方と関わっておられて

そして、すごく人一倍優しくて。

無痛分娩も選択肢の一つにあってもいいとのお話しもありました。

もちろん悪いと思っているわけではないのですが

私は、何か違うのではないかな?と思う部分でもありました。

赤ちゃんは狭い道を怖い道を頑張って乗り越えようとしている中

お母さんは何も感じることがなく産むことができる。

どこかに違和感を感じます。

産んでいないから。と言われてしまえばそれまでなのですが。。。

ヒトはいろんなところで、便利に快適にを求め過ぎることによって

ヒトに優しすぎる?思い過ぎる?ことによって

何かを失ってしまうことに氣がつかなくなってしまうのではないのだろうか?

無痛分娩で出産されたお母さんの感想は

「産んだきがしない」と話されていたといいます。

医学、科学技術の進歩、確かに素晴らしいことだし、

ヒトの命も助かることがあるのは認めます。

でも、この技術をもっと他のものに自然と人とが共に生かしあえる技術を

開発していく方向に。日本は本当に便利に快適に!の最先端?をいっている氣がします。

人間だけの都合ではなくて、自然に暮らす動物や植物のつごうも考えてあげられたら。

もっと世界はいい方向に向かうのではないのだろうか?

求め過ぎないように。意識して過ごしたいなぁ。

今回、私の中ではいろんなテーマがそれぞれにあったと氣がつけた会にもなりました。

専門の方と出会う機会を持てたことも本当にありがたく思います。

来年、助産師ziaさんのお話し会をまた開催したいとお願いしております。

「生命」のこと。「食」のこと。お互いもっと繋げていければいいな。と思います。

興味持っていただけた方は、どうぞご参加お待ちしております。

一緒にお話ししましょう。