2023.2.4 今日は立春
春はそこまできてくれているようです。
今年の冬は暖冬だなぁーと思っていたら、
ちゃんと冬を感じさせてくれています。
寒いのは苦手ですが(笑)
寒い日も経験しないと、春が待ち遠しく思えない?
春の心地よさをより有難いものだと思えるように苦難を喜べば忍耐がつく。きっと(笑)
〜怖れるなかれ〜
愛と共感の大地へ
ビノーバ・バーベ with サティシュ・クマール
シンプルな生き方を教えてくれる本です
久しぶりに読み見直してみました〜。
覚えておきたい事柄がたくさんあって、自分で整理してみたくなりましたので共有します。
ビノーバは、ガンジーの遺志を引き継ぎ奉仕活動をされてきた方で
一番の功績は、大地主から土地を分けてもらい持っていない方へ分けるという偉大な土地寄進ムーブメントを起こされました。
分かち合うことからはじめる。
そしてビノーバの後を継ぐサティシュクマール(何度か日本に来られお会いし、ドキュメンタリー映画をイルチエロでも上映会などもしています)は僧呂の道が世界を良き方向に向かう最善の方法だと信じたが
『この世界から搾取をなくすための運動に従事すること。決して人里離れた場所で行われることでなく、社会のただ中でこそ実践されるものだ』というビノーバからのメッセージの種がサティシュを動かし還俗することを決意されたようです。
ビノーバからのメッセージ
常に母なる大地と共にあること。
大地と触れ合って生きることは人間が人間であるための基本条件です。
全ての男女が母なる大地の恵みを分かち合うようになる事
大地は神のもの
ならばその土地は万人に属するか
誰のものでもないかどちらかに違いない。
空気、水、陽光、森、丘、川
そして土は、私ちちが受け継いだ地球史の遺産の一部
それを占有したり、傷つけたり、汚したり、
壊したりする権利をもつ者などあるわけがない。
『もし、あなたが金持ちなら与えなさい。
もし、貧乏ならやはり与えなさい』
何も与えるものをもたない者などいない
土地、財産、知的な才能、肉体的な能力
愛情や思いやりはすべての人間が心に溢れている
誰もが与え、贈るべき何かをもっている
『想像力の経済』
金銭なしに贈与されたものだけで生きること
お金は人を傲慢にする
平和のために自由意志で働こうという者にとって好き嫌いは邪魔になるだけだ。
貨幣経済から自由でありなさい。
君の心からの愛をもって平和のために働きなさい。人々を、そして神を信じて。
貧しい者を憐れむのではなく、彼らのように生きることを説いた。
贈与というのは『チャリティーや慈善や施しではなくシェアリング(分かち合い)である
世界中の争いごとの根っこは、知識が行動から切り離されてしまっていることにある。
教育の目的は、各自がもっている人間としての潜在的な可能性を十分に、そして全面的に開花させることこそを目指す。
教育に期待すべきは個々人の全体的な発展。
子どもたちのうちに自然に湧いてくる興味とつなげる。
自然に学べる機会を探し出して、それを子どもたちに提供するのが先生の役割
生徒にとって最も重要なことは、各自の心の自立を守ること。
社会全体がこうあればいいという思いと、自分自身の生活のありようが合致することが大切
政府や権力に頼らない『ロカシャクティ(民衆の力)を育てなければなりません。国家の力か必要なくなるような状況をつくることを目指す』
資本主義を終わらせるのは、争いでも愛情でもない
それはただ『よい思想』によって終わりを迎える
争いはまた次の争いを生み、愛情は熱狂を生み出してしまう。
よい思想だけが革命を起こし、実行することができる。
『行為はその結果に関わらず、それ自体で完結している』
まずは行動し、自分の短所を見つけること
そして次にその自分への執着を捨てる方法を学ぶこと。無欲は心の状態。
無欲の状態をつくるには真の自己の探求だけでは十分ではなく、自己省察を通じた心の浄化が必要
本来、失敗こそは創造の力が湧き出す泉
失敗するからこそ、自分の才能を見つけることができるし、自分を磨き、伸ばすことができる。
実は失敗こそが宝物
失敗もしないで過ごすほど、貧しい人生はありません。
心の触れ合いを通して心が変わることの重要さ
愛と共感でつながることによって初めて物事を根本的に変えることができる
本当の意味での変革は
心の変革であり、すべては自分の心から始まる
私たちの安心と平安の基礎は、私たちにすでに与えられた、このあり余るほど豊かなギフト以外にはない。
心の平安に社会の平和に何らかの保障があるとすれば確実なのは、それは決してお金でも暴力でもないということ
今すでに与えられているものに気づき、それに感謝し祝福できたら、未来には不安も恐れもない。
肝に銘じて
2月の始まりになります。
興味持たれた方は、ぜひ読んでみてくださいませ〜。学びがいっぱいありました。
大地を汚すことなく
循環できる事を意識しながら
もともと循環できるものしかなかったはず。
便利さと効率を求め過ぎないように
日々の暮らしを過ごしていけるように
2月に手に入る食材(植物たち)や酵母ちゃんにも助けてもらいながら元気に過ごせますように。
パンを通して、食を通して、酵母ちゃんを通して学びながら精進していきます。
今月パンもどうぞ召し上がってみてくださいませ。
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