蕎麦100%カンパーニュ 600en 1/2 300en
蕎麦50% 入りカンパーニュ 500en 1/2 250en
(友達の有香ちゃんと安土エコロジー倶楽部の仲間たちで手塩にかけて大事に育てた無農薬信楽産の新蕎麦(石臼挽き)を分けてもらいました。蕎麦の香り広がるカンパニュです。蕎麦のボソボソした食感も楽しんで頂けると嬉しいです。今回は100%と50%をお選びいただけます。)
原材料)無農薬蕎麦(滋賀県信楽産)大分県産(在来小麦)湖塩 天然水 蕎麦酵母 玄米ミルク(自家製)
(砂糖 玉子 バター 油脂不使用)
カンパーニュは、田舎パンと言われ
『自然回帰を目指して』
というメッセージの込められたパンです。
私も神聖な気持ちになって、
十字に切り込みを入れ平和を願います。
ヨーロッパの方はキリスト教の信仰の方が多いので
十字に切り込みを入れて、発酵させたりもされているようですね。代々引き継がれているのかな。
パンの歴史からもいろんなことを学びます。
面白い。
でも、キリストさんは実は一本の杭にかけられたとか。
『パンの文化史』 舟田詠子著
(本より抜粋)
パンは何を意味してきたのだろうか。
パンの歴史をふりかえると、パンは第一に生きることを意味していた。
古代には『パン食い人』と呼ばれたエジプト人は、今、日常のパンをアエーシ・バラデイ『私たちの命』と言いあらわす。
パンは命を支えるものだからである。
このように先人が教えてくれたことは
『私』だけが生きることではなく、
私たちみんなが生きること。
パンを分かち合うことである。
『パンをともにする』という言葉から
companyやcompanionという言葉がうまれた。
パンを分かち合う仲間が、共同体なのである。
貧者を憐れんでパンをほどこすのではなく、分け合うことなのである。
パンの歴史は、ムギをいかに食べられるものに加工するかにはじまり、より多く、よりおいしく、を目指してきた軌跡であるが、通り過ぎた時代から見えてくるのは、そればかりではない。
いかに社会にパンをくまなくいきわたらせるか、という配分の問題がある。
地球の半分ではあり余るパンをそまつにし、他の半分では餓死していく人びとが、この今の瞬間にもあとを絶たない、という矛盾。
先進国の課題は、まさにこの解決であろう。食糧危機の解決策は、農業生産性の問題ではなく、世界中の穀物を平等に配分しようとする精神の問題である。
『冬の夜に』
F・Wヴェーバー#フリードリッヒヴィルヘルムヴェーバー#小谷一夫著
冬の夜に
いくつものパンが育つのです。
小麦が若々しい緑の芽をふくのは
雪の下なのですから。
春になって
お日様が笑顔を見せて初めて
きみは気がつくのです
冬が為した良い行いを。
だから この世が
侘びしく、空しいものに思われても
だから この世が
厳しく、辛いものに思われても
静かに、そして
変化に耳を澄ませるのです。
冬の夜に
いくつものパンが育つのですから。
厳寒に耐えて育つムギが、やがてパンとなることにたとえて、試練に耐えて生きる人に慰めと希望をあたえる詩である。
分け合うこと。分かち合うこと。
助け合うことでもあり、赦し合うことでもあるんだろうなぁー。
いろんな方とも関わりながら知る
自分(ヒト)の持つ不思議な心の心情(不安、怒り、欲、慈愛の心、優しさ、嬉しさ)は、
学ぶ為に用意されたのかもしれませんね。
毎日が修行?
でも、不安や怒りを如何にして抑えられるのか?楽しみや満足感をどのように見つけていくのか?を考えながら探していける
修行にもしていきたいなぁ。
人生一度きり。
悔いのないように、精一杯悩みながらでも楽しみながら生きたいなぁ〜(笑)
笑顔が増えていく世の中になりますように。
そんなことを考えながら、天然酵母パンと向き合う毎日です。
パンというものを
あらためて考える時間にもなりました、
イルチエロにも置いておきますので、良かったら読んでみてくださいませ。
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