10月になりました

By ILcielo • 今月のパン • 2025/10/07

やっと笑 朝晩は涼しくなって

過ごしやすい秋がやってきてくれました♪

今年は、美山でお米作りにも参加させていただいて

9月の終わりに収穫も終えました。

麦を育てる時期と違って6月頭に田植えして

夏の暑い時期を過ごすお米さん

今年は特にみたいですが、暑かったおかげで笑

雑草たちもお米に負けず、グングンと成長!

無農薬で作ってるから、雑草抜きが大変!!

そして、稲は水を張りながら育てるから

下がドロ沼状態で(笑) 長靴が脱げるか。

ハマるか。それでバランスを失ってコケるか笑

結局、裸足でアーシングと想って(笑)

裸足で作業してました。

ドロがかかれば、『ドロ染め.ドロ染め(笑)』と

しんどさも、楽しんでやらないとやってられないから笑 なんやかんや、作業しながらお話しもしながら頑張りました。

いや〜私なんて何度かしか行けなかったですが

大変さが身にしみました。

この苦労の上に、いただけるご飯があって

『いただきます』と言いながら

ホントに『いただきます』と想えていただろうか?

とそんなことも考えてしまいます。

考え過ぎもダメだけど。。。

そして、次は今週11日土曜日に

『小麦、ライ麦』を

また、ブラッキーさんとこの美山で植えさせて

もらえます。 

麦は反対に水も恵みの雨だけ

寒い冬に耐えて育ってくれるから

雑草たちはそんなに蔓延らずで有り難い。

パンの文化史より抜粋 
『冬の夜に』

F・Wヴェーバー#フリードリッヒヴィルヘルムヴェーバー#小谷一夫著 

冬の夜に

いくつものパンが育つのです。

小麦が若々しい緑の芽をふくのは

雪の下なのですから。

春になって

お日様が笑顔を見せて初めて

きみは気がつくのです

冬が為した良い行いを。

だから この世が

侘びしく、空しいものに思われても

だから この世が

厳しく、辛いものに思われても

静かに、そして

変化に耳を澄ませるのです。

冬の夜に

いくつものパンが育つのですから。

厳寒に耐えて育つムギが、やがてパンとなることにたとえて、試練に耐えて生きる人に慰めと希望をあたえる詩である。

お米はヒトの手がとても必要だけど(無農薬で育てる場合)

麦は、麦自身のチカラで育ってくれる

たくましく、忍耐強く、柔軟に風に靡き

雪の寒さにも耐える強いエネルギーを

ウチに秘めているのでしょう。

私も麦にならって、柔軟に、忍耐強く

優しい自分でいれるように

生きられればと想います。

酵母ちゃんを大事に育て

酵母ちゃんのチカラを引き出してあげられるパンを

作っていければ嬉しいです。

今月も野草(柿の葉)なども合わせて

自然に生きる植物たちのエネルギーを取り込んで

いってもらえればと思います。

『You are what you eat』

何かを食べるということは、

それとひとつになるということ。

そんなことを想う10月の始まりです。

今月パンもどうぞ召し上がってみてください。

10月も宜しくお願い致します。

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