8月7日立秋も過ぎ、少しずつですが季節は移り変わっていきそうです〜
7月に早く夏休みをいただき、ゆっくりして来ました。
いつもお世話になる西表島での旅です。
曇り空が多い滞在期間でしたが、海風もあり
京都よりも涼しく過ごせました。
山も海も川も森もすぐそばにある島
毎年泊まる民宿で、だいたいいつもの方たちにも出逢える常連さんの泊まる宿です
なんだか田舎に帰る感覚に似ています(笑)
親戚の集まりのような。
みんなほぼ1人で泊まられてるから
『明日あそこ行くけど行く?』とか
誘ってもらったり、お誘いしたり
みんなでご飯もいただくから、
そこでそんな会話したり
西表に来てたくさん詩を書いて、
作詞作曲したアラーキーライブが始まったり笑
屋上に上がって星空を見たりは今年は曇りがちで
最後の日くらいだったかなぁ。
『満月が綺麗に見えるよっ。』
と部屋に呼びに来てもらって
(部屋の扉は開けたまま笑)なんて平和なところです。
今年も石垣昭子さん(西表紅露工房)のところへ
お邪魔することができました。たぶん87歳
なんだか去年より若返っておられる?
そんな印象を
相変わらず、扇風機と
暖かいレモングラスティーをいただいて。
(そんな事が気になる笑笑)
パートナーの金星さんは(亡くなられていますが)
扇風機も嫌いだったとか笑
ガンジーのような方だった?
(写真や映像で見ると引き締まった身体をされていろんな沖縄問題に意欲的に携わって革命的な方だったようです。
野生的な感じです笑
お互い引き立て合うような2人だったのかなぁ?
と想像しながら。
『西表にはまだまだ、自然が残されていて
たくさんの宝物がいっぱい』
だとも話されていました
『農と大地と繋がった仕事が大事』だとも
実際、芭蕉を育て皮を剥ぎ糸にして、織物をして染色も全てこなされています。
フランスの方が研修に来られていて
世界的にも活躍し、受け入れもされていて素晴らしい。前向きな柔軟な姿勢に毎年、元気ももらっています。
昔、民宿の敷地内でパナリ焼きや陶芸をされていて
仲良くさせていただいている恵美子さん、
ご結婚と共に移られ
今年は久しぶりに陶芸体験もさせてもらいました。
土に触れるのは心地よい、
昔OL時代(笑)陶芸教室行ってました笑
いろんなことしていたなぁー笑
今回も本を読む時間も
●天井のない監獄 ガザの声を聞け
●ホロコーストからガザへ(パレスチナの政治経済学)
●天、ともに在り 中村哲
●気候変動と子どもたち(懐かしい未来をつくる大人の役割) 丸山啓史
パレスチナから考えさせられること
この今の日常のあたりまえがあたりまえではないという事を、改めて学びます
戦争、支配の日常しか
知らないパレスチナの方、
ただ、『人としての尊厳』をと求める
大学に出ても働くことが出来ない、
働く先がない、自由を奪われ、
国を離れることさえ大変な縛りがあり、
日本での日常では考えられない毎日が
パレスチナでは起きている
ヒトは誰かの上に立ちたい?
優位になりたい?
何かをされる前に
何かをして抑え込もうとする
そんなヒトの特性なのか?
そんなこと。出来ないはずなのに
そのヒトの持つ、持ってしまう
『不安』という恐れをなくしていくこと
を日々意識していかないといけないんだな。
とも。
誰かと比べてものごとを見るより
地球から見てどうなのか?を
考え、意識していく必要がありそうかと。
イスラエルという国が出来た背景、
パレスチナという国
奥が深過ぎて。。。
私には到底、理解する事など出来ないけど
何故?そうなっていったのか?
はヒトの『欲?不安?』しかないのかもしれない。。。
私に出来ることがあるとしたら
国境など越えて、誰もが高め合える
誰とでも仲良くしていける関係を築いていく
国際交流して多様性を受け入れていける
『寛容』『思いやり、赦し合う』『愛のこころ』
を身につけていくしかないかと。
誰かの正義とか。絶対の正解とか。
もう少し、フワッと(柔軟に)することで寛容にも
なれたりするのかなぁー。
誰かを抑えつけたり、雁字搦めにしないように
そんなことを考えます。
『天、ともに在り』
ではアフガニスタンの戦場の中でも
沙漠化してしまった場所に
ヒトが生きていくための水を
自分で自給できる大地を
農地になれば働け、ヒトが暮らしていけて
お金を稼ぐ為に戦場に出なくても
戦場に出なければ、
ケガや病気になるリスクも減る
武力によって武力は抑え込めない
中村哲さんの言葉も心に沁みます
医師として生きていきながら
戦場でもある場所で必要な水源を
現地の方と共に苦労して作り上げた
最後は医師としての立場もなげうって
尽力を注ぎ込まれた姿勢
自分に出来る事を探りながら
必要な事を第一に考え、やりきった中村哲さんは本当にすごい。
周りの助けも頑張れる原動力にもなったんだろうな。
『生きる』 事を改めて考えさせられます
久しぶりに『石の花』坂口尚も
読み返していました。
ヒトの醜さ、優しさ、人間模様
戦争は、被害者も加害者もみんなが傷つき
与えられたいのちを一瞬で奪われたり
戦争など争いなどしない世界になりますように
優しいこころが持てますように
小さなパン屋が出来る事を考えながら
日々、精進していきたいです。
そんな8月の始まりです。
今月も平和を願って祈りを込めてクープをいれて
未来を作る大人の役割も意識しながら
暑いですが(笑)
パンが焼ける日を過ごしていければ嬉しいです。
8月パンもどうぞ召し上がってみてください。
どうぞ宜しくお願い致します sumie
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