12月になりました

By ILcielo • 今月のパン • 2025/12/02

師走です。

えっ!という感じですが

毎日はちゃんと濃厚な日々を過ごしてるはず笑

すうがくさんぽ(前田まゆみさん著)によると、

年齢をいくごとに

時間に対する割合が減ってくる ふむふむ。

確かに。 子どもの頃の記憶の方が長いのかもしれません笑

話しは変わりますが

イルチエロのこの場所を離れなくても

とりあえずは大丈夫になりました。たぶん笑

去年2028.1.31までに撤退を宣告され

いろいろ探しながら日々、過ごしていたのですが

先月に部下の方が大家さんへのパンの贈り物を

注文してくださったので、その中にお手紙を忍ばせて、存続したい意思ともしくは、良い場所が見つかりますようにとの願いと。をしたためたところ

2日後に電話があり、

『この場所を存続しても良い!』と

わあ〜! ほぉ〜! と何だか。

ビックリと。ホンマかなぁー?

夢の中にいる? と

まっ、スタッフも近くにいたので『現実やんな。』と。 

涙が出そうになったけど抑えて笑

不動産屋さんにも連絡したら、

大家さんの意向が絶対なようで。

まずはホッと。一息。

でも、今後いつ?どうなるか?は

本当にわからない。 

『いつも毎日のあたりまえは、あたりまえではない!』 ことを日々想うようにして。

また改めて思い起こします。

『柔軟にものごとを捉えられるように』

店の引越しをイメージし始めると

モノが溢れてる笑 

これをきっかけに、いろいろと今までのやり方や

見直すところ、考えて実行していける来年にもしていこうと。

2025年あと一か月も

ムリし過ぎず精一杯の愛を忘れずに

酵母ちゃんに助けてもらいながら

頑張って過ごせますように。

精進して参りたいです。

そんなことを考えた12月の始まりです。

2025年12月のイルチエロパンも

召し上がっていただければ嬉しいです。


『冬の夜に』

F・Wヴェーバー#フリードリッヒヴィルヘルムヴェーバー#小谷一夫著 

冬の夜に

いくつものパンが育つのです。

小麦が若々しい緑の芽をふくのは

雪の下なのですから。

春になって

お日様が笑顔を見せて初めて

きみは気がつくのです

冬が為した良い行いを。

だから この世が

侘びしく、空しいものに思われても

だから この世が

厳しく、辛いものに思われても

静かに、そして

変化に耳を澄ませるのです。

冬の夜に

いくつものパンが育つのですから。

厳寒に耐えて育つムギが、やがてパンとなることにたとえて、試練に耐えて生きる人に慰めと希望をあたえる詩である。

(写真は今現在のスペルト小麦の様子です。

今年こそは、皆さまに召し上がっていただけるように。スペルト小麦も見守ります)

どうぞ宜しくお願い致します。 IL cielo sumie