城陽にあるダーチャさんで映画上映とオーガニックマーケットをさせていただいておりました。
ヴァンダナさんは幼いころお母さんからお話ししてもらった。
ナイロンのコートが流行りだしたとき。
みんなが持っている素敵な服も自分もほしいと。
お母さんからの答えは、
今まで来ていた手織りの服を着る(買う)ことは
その作っている貧しい?ヒトのところへお金が流れるということで
その方たちを支えることにつながるよ。と
自然を壊してしまうところにお金を使うのか?
あなたが判断しなさい。
そこから、自分は手織りのものしか着なくなったと。
私たちの日々の暮らしの中で
何気なく簡易に思ってしまう一つ一つの選択がすべてに繋がっていくんだと感じます。
ここも意識して買うという行為の大切さをもう一度考えていきたいと思うところでした。
安いから買う?
それが何からできているのか?
人の手を使って作られたものものなのか?
それが本当に必要なものなのか?
ネパールに住む友達が言ってました。
「日本人がやってきて100均のなんとも便利なものを渡して帰る人がいるようです」
それを知ったネパールの方たちは、それを買って来てと彼女に言うようです。
ネパールにとって100円は1000円くらいの価値のあるもの。
日本人にとって100円は安い簡単に手に入るものであるから
簡単にあげてしまったのかもしれないけど。
モノの価値をしっかり見つめなおす時期にもあるのかなと思います。
彼女は100均のものをあげるのなら、
ネパールで1000円分のお茶や食べ物をご馳走すると言ってました。
現地のモノを買うということが、
そこの経済を。そこに住む人々を豊かにすることにもつながっていくんだと思います。
モノがありすぎて、忘れてしまっているココロを取り戻していきたいですね。
私たちが願い行動することが、新しい文化を。新しい世の中の形を作っていけるんだと思います。
だって、今ここにある現実は祖先の方たちが。
「食べ物に困らないように。 より便利に。より早く。」を求めてきた結果。
昔の方たちにとっては夢のような現実が本当に起こって
今の私たちの生活があるんだから。
これから、どんな未来を創造し造っていくのかを
それぞれが考え行動していける中に私たちがいる。
本当にコンビニが必要?
(そこで24時間(深夜)も働いていて大丈夫なのかな~?)
(24時間電気を使っていてもホントに資源はなくならない?)
100均が必要なのかな?
(大量に作られたものを大切にできてる?)
(ゴミになっていないかな?)
足すことから、引き算でものを見ることから始めてみたらどうかな?
ヒトが必要な社会にしていけたらいいなぁ。
ひとにしかできないこと。
便利な社会より時間がかかっても人がすることを増やす。
いろいろと変わっていくんじゃないかな?と創造します。
今回、三重県から来ていただいた時芽輝農場の
池添友一くん。
斧や鍬なども使わず、手でできることだけを今はしていると
お話しの中でありました。
「自分のできる範囲のことを、自分にできることをする」
「足るを知る」
ということなのかと思います。
いろんなところで、昔の暮らしをみつめなおすことが行われています。
ないところからしか創造できないことがあるということなのでしょう。
不便さを楽しむ気持ちをもっていきたい。
本当に素晴らしい上映会とオーガニックなマーケットを開催できたことに感謝です。
集まっていただけた方がおられたから成立し、成功しました。
本当にありがとうございました。
司会をしてくれたみのりさん(この映画を知るきっかけをくれた彼女)
場所を提供していただけためめさん。この場をおかりしてありがとうございます。
出店してくれたみんなもいつもありがとう~!
次回、9月3日に堺町画廊さんで「種の交換会」という形でつなげて行きたいと思います。
在来種(昔からつながってきた種)を守り、オーガニックを広めていく。
大切なものをもう一度見つめなおす広がりに。
また、詳しくはお知らせしたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。