先日、「ほたるの川のまもりびと」の上映会をさせていただいておりました。
長崎県東彼杵郡川棚町川原(こうばる)地区に起こっている
「石木ダム」の建設 ~公共事業~ の問題をドキュメンタリーにした映画でした。
住民が必要だと思っていないものを作ろうとする「国」という政治?
43年前(1962年)に計画されたものがまだ、今推し進められている現実。
経済成長を良しとした時代から、もうずいぶん時は過ぎているのに。。。
その当時もみなさまの抗議があって一旦中止になっているのを
1975年に再度建設省(現国土交通省)がダムの全体計画を認可
今現在も、強制的に推し進められている現実。
この国の政治はどうなっているんだろう??
辺野古にしても高江にしても、報道されていない現実。
知らないと見えてこないこの日本の現実。本当にびっくりさせられます。
「なぜ少数派に政治が動かされるのか?」の著者 平智之氏の本を見直す。
たった0.6%の少数派に私たち市民は動かされている・・・
報道されると多数派の意見のようになってしまっている。
今の政治を新しい自分たちの思い描く政治に変えていかないと。
これまでの常識、方法論、仕組み、組織を取っ払いゼロから
新しい方法を見つけていけるように自分たちの街を自分たちの必要としているものを
考えて国に提示していくこともできればいいんだろうと思います。
そして、選挙に行って政権を交代していかないと今の必要のない事業が
ただただ、利権の中で推し進められてしまう。
私たちも話ができる政治家と知り合いになる。
もっともっと、一緒にどうしたら子供たちに負荷なくバトンタッチできるのか?
を考えないといけないとも思う。もちろん自分のできる範囲でしかできないですが。
今は、経済成長だけを求めない。便利さだけを求め過ぎない。
それを求めてしまうと結局、自然を壊し自分たちにもリスクが戻ってくる。
環境が悪くなるとアレルギーも引き起こしてしまうことにも繋がる。
日々の生活の中でも考えて、必要な時にそれが実行できるようにしていきたいです。
この問題を怒りではなく、新しい実行できるチカラにも変えていきたいと思っていました。