5月になりました

By ILcielo • 今月のパン • 2025/05/03

新緑の季節に入りました。

清々しい季節を今年は長く感じていけているように思います。 有り難いことです。

先日、中村哲さんのドキュメンタリー映画

『荒野に希望の灯をともす』の上映会を

お店でしておりました。

アフガニスタンとパキスタンで35年に渡り、

病や貧困に苦しむ人々に寄り添い続けた、

医師・中村哲。

戦火の中で病を治し、

井戸を掘り、用水路を建設した。

自ら動き、戦争の愚かしさを訴え、

人々の命に光をあてる。

アメリカの軍用機が飛び交う中、

命の河を掘り進める。

その20年にわたる記録を撮り切った撮影

中村哲さんの言葉より

「平和には戦争以上の力があり、

平和には戦争以上の忍耐と努力がいる」。

■大事なのは、与えられた場所でいかに力を尽すか。深く考えないようにしながら、

その時、その時の仕事に全力で取り組んでいく

■絶対に必要なものは多くはない。恐らく、変わらずに輝き続けるのは、

命への愛惜と自然に対する謙虚さである。その思いを留める限り、

恐れるものは何もないと考えている

■裏切られても裏切り返さない。誠実さこそが、人々の心に触れる

■私たちにとっての「国際協力」とは、

決して一方的に

何かをしてあげることではなく、

人びとと「ともに生きる」ことであり、

それをとおして人間と自らを問うものであります。

〜ビノーババーベの同じような言葉も思い出していました〜

『貧しい者を憐れむのではなく、彼らのように生きることを説いた。』

世界中の争いごとの根っこは、知識が行動から切り離されてしまっていることにある。

パン文化史より

『パンを分かち合う仲間が、共同体なのである。

貧者を憐れんでパンをほどこすのではなく、分け合うことなのである。』

『生きるということ』を

『生かされているということ』

改めて見つめ直す時間にもなりました。

今いる時間を自然と共に生きている事を

意識しながら大事にしながら

必要とされること(自分が出来る事で)を

探究していく 

そんな生きざまを中村哲さんを通して

見せてもらったのかもしれません。

私はどんな人生を積み重ねていってるのだろうか

毎日を大事に自分を生きていこうと想います。

酵母ちゃんに聞きながら

助けてもらいながら、

大量には作れなくても

大好きなパンも焼いていけたら嬉しいです

そんな5月の始まりです。

今日(5月3日)は美山へ

子ども食堂と自転車教室のコラボイベントを

しに行って来ます!

たくさんのようで、どうなるか?笑笑

楽しみながら真面目に頑張って来ます笑笑

5月パンもどうぞ召し上がってみてください。