沖縄西表島に生息する植物は、約1199種類
南西諸島の中でも島の大きさのわりに種の多様性が著しく高い島として注目されています。
本当に面白い植物たちがいっぱいです。
マングローブといって特殊な環境で生息しているため、塩泥地では根腐れを防ぐための呼吸根が
発達していたり、タコの足のような支柱根を張りめぐらしてしっかりと本体を支えている。
ここでしか出あえないモノたちで溢れています。
大阪から移り住まれたパナリ焼きをしている恵美子さん。
昔(いつからか定かではないようです)作られていたパナリ焼き。
土器です。これを再現すべく今も作り続けておられます。
とても優しく芯のある方で、器にも表れています。
いつもいろんなお話をさせていただけてお世話になっています。
まんさくツアー
自分たちでカヌーを漕いでいろんな滝にいったり島に渡ったりします。
昔の方は、船のエンジンなどないから食料を運ぶ時も自力でカヌーを漕いで
渡ったようです。
海の真ん中をカヌーで渡る気持ちよさ。
風を感じながら、逆らうことなく、無理に漕ぐことなく。
漕いでいきます。
道なき道を、岩をこえ、沢登りをしたり、そのまま自然の中に身をおきます。
もちろん危ないこともたくさんです。
でも人が整備していないからこそ、いろんな生態系も残っています。
いろんな虫たちにも魚たちにも出あえます。
今、まんさくさんは3万年前の草船を再現して
(本当のところはどんなのかは?わかっていないらしいです)
乗って与那国から西表まで渡る(三十数時間後に75キロ離れた西表島に到着する予定)
プロジェクトの一人として頑張っておられます。
沖縄でもいろいろ昔の知恵を探り、新たな始まりに向けて動いている方がおられます。
人からも自然からもより元気をもらえます。
きっと、何もないところからしか見いだせない。
氣がつけないことがあるのだと。
マイナスからモノを見てみる。
ここでも同じことを思います。
いつもお世話になる「あけぼの館」のひろみさん
いつでも帰ってきていいよ。という気持ちでみんなを受け入れ
いろんな人が来る民宿。
多種多様な人を受け入れようと思ったら
それぞれの個人を認めあい、
赦しあう(自分の氣持ちもおおらかに緩める)氣持ちを。
もって。
手放し、赦し、奉仕的な振る舞いで献身的なひろみさんを
見習いたいな。といつも思います。
そんな素敵な旅でした。
お休みをいただき本当にありがとうございました。