3月4日 堺町画廊さんで
「逃げ遅れる人々~東日本大震災と障害者~」の上映会を
たねまきプロジェクトでさせていただきました。
忘れられない。
忘れてはいけない震災。
原発事故まで起こってしまいました。
今回、実際映画の中でも登場された鈴木絹江さん
今、甲状腺がんと闘っておられます。
「ライフスタイルの乱れ。」
「ストレス。食事の乱れ。」
「心の持ち方。」を整えていき今自然治癒力で治していって
障害者でも克服できると見てもらいたいという心強いお話しもいただけました。
震災が起き、やはり過度のストレスがのしかかってきたとも話されていました。
「なぜ?今? どうしてここなの?」
と本当に心から思ったとお話にもありました。
お二人は、1981年食の安全。脱原発を求めて。
福島のとても自然の残る(電気や水もでないところ)で
自給自足に近い生活を10年間されていたようです。
そこで、いろんなことも学んだと。
ないからこその充実感。
ないからこその暮らしの知恵。
もちろん不便はいっぱいあったようですが
水も効率よく使う。
水を流しっぱなしにしない。水を溜めておいて使う。
電気も発電機で使える量を大切に使うことを学ばれたと。
日本ではあたりまえに水道をひねれば水がでて
スイッチ一つで電気が使えて。
この便利さを求めすぎないように。
コンセントの向こう側に
命を削って作ってくれている人がいる。
(原発の漏れている処理は結局人の手によってでしか
出来ないところもあるようです。
その処理をしてくれておられるのは?)
というのも意識していきたいとも思いました。
大切に使うことを日々心掛けたい。
絹江さんを支えて来られたパートナーの匡さんから、
障害者の方と健常者との境界線を作っている社会を
なくしていけたら、この映画の中であった問題もなくなっていくのでは?
とも話されていました。
一緒に関わりを持ち、いろんな人がいる意識。
小さい頃からそんな関わりを。
お互いの良いところを認め合い、引き出し合える助け合える関係に。
藻に放射能がたくさん集まっていること。
その藻が放射能を分解してくれていること。
その中にいる見えない微生物(菌)が、
ヒトの便利を求め過ぎたことで作ってしまった放射能という毒素を。
綺麗にするために働いくれている。
ヒトには見えないかもしれない微生物(菌)たち。
パンを膨らませてくれているのも微生物たちです。
この子たちも上手に活かしながら過ごしていけることも
自然と共存していける1歩にもなるのかなと思います。
菌を悪者にしないように。
実は菌はみんなを守ってくれているようです。
そんなお話まで聞けて本当に素晴らしい会でした。
そして、原発でない電気を選んでいきたい。
電力自由化になり、私も変えました。
何を選ぶのか?
今、いろんな所で問われているようにも思います。
それを考える為に、学ぶことも今必要なのかとも思います。
後悔しない生き方をするために。
この世界に「いのち」をもらえたことを大事にするために。
自分に何ができるのかを。これからも探していきたい。
3.11 東日本大震災 本当に多くの命を失ったこと。
この場をお借りして心からお悔やみ申し上げます。
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