こちら、京都向島では稲穂がずいぶん黄金色に色づきはじめもうそろそろお米の収穫時期といったところでしょうか。
早いところでは、もう早々新米も登場しているみたいですね。お芋収穫もいたるところで話があがり
友達からは山散歩で栗が採れたと。もう9月中頃には案内もらっていて実りの秋を感じます。
桃山御陵さん神幸祭の花傘もお店の前(町の集会所)にも置かれ
実りの秋をお祝いする行事はいろんな各地でもありますね。
それだけ、食べ物を確保できることの有難さを感謝して生きてきたことの証を次世代にも繋ぎたい想い。
その意味も考えながらお祭りを楽しみたいです。
読書の秋ということで
最近、「オードリー・ターン デジタルとAIの未来を語る」という本を読みました。プレデント社
とても共感できるところがたくさんあり、学びもたくさんあり実践できることはしていきたいと新たな思考をプラス。いろんな方の話を聞き、自分の中のいっぱいの閉じている扉を開いていきたい。
オードリーが父親から「ソクラテス式問答法」(対話を重ね、相手の答えに含まれる矛盾を指摘して相手に無知の自覚をさせることにより真理の認識に導く方法)
「クリティカルシンキング」(証拠に基づき論理的かつ偏りなく捉えるとともに推論過程を意識的に吟味する反省的な思考法 ・・・物事をクリアに捉えるための思考法
母親から「クリエイティブシンキング」(既存の型や分類にとらわれずに自分の方向性を見つけていく)
ここから、オードリーの考え方が培われたのかもしれません。
●あらゆる問題は人間から起こる (もちろん、自分からも起こしてしまう可能性があることを認識していないといけない。相手の受け止められかたでも変わってくるから気をつけないと)
●たとえ自分は受け入れられないとしても、いろんな異なった価値観や考えがあるということを知ることは大事で
自分と同じような考え方を持つ人たち、似たような経験の方のみとの交流はエコチェンバー現象に陥ると。
疑うことをしなくなる→と 創造力を閉ざしてしまうことにもつながる。「世界の見方を変える」
うん。うん。なるほど。確かにそうかも? ついつい心地よいところばかりを探しがちかな。と肝に銘じて。
●「スキル」よりも「素養」を重視する。 「知識」よりも「知恵」を養うことかな。
「デザイン思考」・・・物事を見る方法や複雑な問題を分析する方法を訓練すること。
「アート思考」・・・既存の可能性にとらわれないようにする。
「プログラミング思考」・・・一人で解決しようとするのではなく「共同で考えればいい」
一つの問題をいくつかのステップに分解し、多くの人たちが共同で解決する。自立分散型社会にも繋がるかな。
その中で、3つの素養 「自発性」
自分自身で能動的にこの世界を理解し、何が問題なのか。自分に何ができるか。を考える。
「相互理解」
多種多様の異なる人たちとシェアし合い、相互理解することを厭わないことが大切。相手と共通の価値を見つけだして
それを共有できるかどうか。持続可能であるか。
「共好」 お互いに交流し共通の価値を探し出すことを考えながら共同で作業する。
オードリーよりメッセージ
何かの不正義や注目が集まっていないことに対し、怒りや焦りを感じているなら、それを建設的なエネルギーに
変えてみてください。「こんな不正義が二度と起こらないために、私は社会に対して何ができるだろう」
この問いを怒りに対して抱き続けることで、怒りは建設的なエネルギーになる。
そうすれば誰かを攻撃したり、何かを非難したりせずに
前向きな新しい未来の原型を作る道に止まることができます
そして、あなたが見つけたヒビに他の人たちが参加し、そこから光が差し込みます。
この世界は完璧ではありません。欠陥や問題点を見つけそれに対して真髄に取り組むことこそが
今私たちがここに存在している理由なのです。 オードリー・ターン
素晴らしいメッセージだなと。
私もできることをいろんな方たちと協力しながら少しでも心地よい世界になりますように。と願い
学びを続けながら行動できるように生きたいです。
次の本はご紹介いただいた「反穀物の人類史」~against the grain~ ジェームズcスコット
「新しいお金の教科書」新井和宏さん を読む予定です。 興味があればどうぞ読んでみてくださいませ。
読書の秋を楽しみます。そんな10月の始まりです。
10月パンもどうぞよろしくお願い致します。