早い夏休みをいただき沖縄の西表島へ
西表島は島の面積の約90%が原生林
日本のほぼ最南端に位置し、
2021年に世界自然遺産に登録されました。
今年もいっぱい自然と共にあることを感じ、考えることの出来る旅にもなりました。
ご縁あって、染織家『石垣昭子』さん
にもお会いしてお話しすることも出来て
なんとも貴重な時間にもなりました。
西表島で育つ芭蕉を自ら育て栽培し、糸を紡ぎ織り布に。西表に育つ藍で染め
途絶えていた染織文化を40年以上かけて掘り起こしてこられた方てす。
詳しく知りたい方はhttps://brutus.jp/iriomote_kuuru/
京都で志村ふくみさんに師事し、暮らしておられたこともなんだか繋がりを勝手に(笑)感じながら。
京都でしてきたことをそのまま、
西表島でしようとしても上手くいかなくて。
『ここでしかできないこと』
『この島だからできること』
を模索しながらのはじまりだったようです。
その答えは、
『自然からの恵み』に目を向けたこと。
この島の
『太陽、水、空気、』
国内最大級のマングローブ(海水と淡水が混ざり合う汽水域に生える植物、熱帯地域に見られる植物をまとめていわれる)を植林することで山を守り、豊かな生態系が形成される。
(日本で使うパーム油やエビ養殖などなどの為、海外のマングローブや森林は伐採され生態系が崩れている事は問題になっています)
40年かけて豊かな、海晒しのマングローブの道を作り、沖縄にある自然とあらゆる命と
大切に暮らしながら
生かして出来ることを続けておられる。
若い世代の方や沖縄の自然に似た場所とも
連携を取りながら
『作ったものを国宝級に飾るだけではしょうがない。日常で生きるものを時間と人の手をかけて変化させていけたら特別な事ではなく
日常にも溶けこんでいく布になるように。』
昭子さんの言葉の中に
『暮らしも仕事も気持ち良く、健康で心が喜ぶ循環て何だろう?と考え
『頑張り過ぎないことが大切
皆、得意なことがあって、
すべてはつながりあっていて、
それぞれの中にあるクリエーションを生かし信念を持てるように。
欠かせない存在である環境の持続性を高めつつ、変化して希望ある未来と多様ないのちを育む。
愛と時をかけ互いに支えあいながら』
〜自然界では、強いものは弱いものを助ける〜
今現在(85歳)ですが
とても柔軟にものごとを捉え
若い方の意見も取り入れながら
物腰の低い
新たな探求を続けられている。
かっこよくて。
真似したい生き方をされている方と
会うことができ、とても刺激を受けました。
いつもお世話になる
あけぼの館の浩美さんも
私が惹かれる方たちにも共通する生き方。
私もそんな方たちに倣いながら
少しでも近づけるように
肩肘張らずに自然体で頑張ろうっと。
これが一番難しい(笑)でしょうが。
生涯現役が私の目標。
『楽しみながらも
(前向きな思考もとっても大切)
自分の出来る事を
自分の限られた時間の中で
探求しながら一生懸命頑張る!』
そんな事を感じ考える旅にもなりました。
また、新たな思考をプラスして
日々精進したいです。
お休みいただきありがとうございました。
引き続き、どうぞ宜しくお願い致します。
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